おいしい水とは

本来水とは「無味・無臭」です。それに対し、おいしい水とはカルキ臭がなくてカルシウムとマグネシウムのバランスが良く、不純物が少ないものです。ですが、不純物を一切含んでいないものは「超純水」と呼び、半導体産業には不可欠なものですが、飲みものとしてけして美味しくありません。おいしさは含んでいる「成分」できまります。 おいしさを決定付ける成分を紹介します。

おいしい水に含まれる成分

ミネラル ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど溶けている鉱物質の総量を指します。おいしく感じるためには1ℓあたり30〜200mg程度含んでいる必要があります。ミネラルの量が多すぎると苦味や渋みが増してしまいます。もっともおいしく感じられるのは100mgが適しているといわれています。
硬度 硬度はカルシウムとマグネシウムの合計量のことで、硬度が低いとくせのない味になります。逆に硬度が高いと飲みづらいという人も出てきます。適量は1ℓあたり10〜100mg程度で、多くの人に好まれるのは50mg前後と言われています。
炭酸ガス(二酸化炭素) 炭酸ガス(二酸化炭素)が溶けていると新鮮でさわやかな味がします。適量は1ℓあたり3〜30mgですが、多すぎるとスパークリングウォーター(炭酸水)になります。

おいしい水の条件

水質項目 条件 摘要
水温 20℃以下 温度が高くなると、あまりおいしくないと感じる。冷やすことによりおいしく感じる。
※適温は10〜15℃程度と言われています。
ミネラル 30〜200mg/ℓ おもにミネラルの含有量を示し、量が多いと苦味や渋みが増し、適度に含まれると、こくのあるまろやかな味がする。
硬度 4〜100mg/ℓ ミネラルの中で量的に多いカルシウム、マグネシウムの含有量を示し、硬度の低いものは癖がなく、硬度の高いものは好き嫌いがある。カルシウムにくらべマグネシウムが多いと苦味を増す。
二酸化炭素 3〜30mg/ℓ 爽やかな味を与えるが、多いとスパークリングウォーターとなり刺激が強くなる。
臭気度 3mg/ℓ以下 くみ上げる場所の状況により、さまざまな臭いが付くと不快な味がする。
残留塩素 0.4mg/ℓ以下 カルキ臭を与え、濃度が高いと味を不味くする。