赤ちゃんのお肌はキメが細かくてとってもすべすべ。日頃から気をつけてお肌のお手入れをしている女性から見るととても羨ましくなります。
でも、実は赤ちゃんのお肌はちょっとしたことですぐ荒れてしまうほどとても敏感。それは、赤ちゃんの皮膚がとても薄く、大人の皮膚と比べると2分の1以下の厚さだから。
さらに、刺激からお肌を守る皮脂も生後2ヶ月を過ぎた辺りから分泌量が大人の3分の1まで減ってしまいます。
なので赤ちゃんの肌は、とっても無防備な状態。だから刺激を受けやすく、カサつきや肌荒れなどを起こしやすいのです。
水が大事でも触れましたが、赤ちゃんは成長する為に新陳代謝を繰り返します。そのため赤ちゃんはとても汗っかき。
さらにうんちやおしっこ、食べこぼし、ちょっと動くようになったらあちこち触ったりして、赤ちゃんの肌は汚れやすいもの。
その度にシャワーや着替え、おむつ替えなどのたびにきれいにしてあげるけど、拭いたらそれでおしまい。という方も多いはず。確かに産後ママはとっても忙しいのでそうなってしまうのは仕方ありませんが、でもちょっと待ってください。
タオルなどで肌をぬぐうと、皮膚の表面を覆っている皮脂膜がとれてしまい、水分が蒸発しやすくなって、肌は乾燥してしまいます。赤ちゃんのお肌はとっても敏感なのです。皮膚が薄い上に皮脂も少ない、その上乾燥までしてしまったらお肌はすぐに荒れてしまいます。せめてお肌を乾燥させないケアが必要なのです。
赤ちゃんが小さなうちはおっかなびっくりでどんな風にきれいにしてあげたらいいのか分からないママも多いはず。
確かにとても敏感なお肌をもつ赤ちゃんですが、目や耳に水や洗浄料が入らないように気をつければ、あとはしっかり洗ってあげて大丈夫。ただし、赤ちゃんのお肌はとても薄いので擦りすぎには注意してくださいね。また、なるべくお肌の負担を減らすために赤ちゃんにやさしい洗浄料を選んであげてください。